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独自モジュールの作成

Pythonでは、独自のモジュールを作成してコードを整理し、再利用性を高めることができます。ここでは、独自モジュールの作成方法とその活用について説明します。

モジュールの作成

モジュールは、Pythonファイル(.py)として作成されます。以下は、mymodule.pyという名前のモジュールの例です。

# mymodule.py

def greet(name):
return f"こんにちは、{name}さん!"

def add(a, b):
return a + b

モジュールのインポート

作成したモジュールを他のファイルで使用するには、import文を使用します。

# main.py
import mymodule

# mymoduleの関数を使用
message = mymodule.greet("太郎")
print(message) # 結果: こんにちは、太郎さん!

result = mymodule.add(3, 5)
print(result) # 結果: 8

モジュールの再読み込み

モジュールを再読み込みするには、importlibモジュールのreload関数を使用します。

import importlib
import mymodule

# モジュールの再読み込み
importlib.reload(mymodule)

モジュールのドキュメンテーション

モジュールにはドキュメンテーション文字列(docstring)を追加して、関数やクラスの説明を記述することができます。

# mymodule.py

def greet(name):
"""指定された名前の人に挨拶をします。"""
return f"こんにちは、{name}さん!"

モジュールのテスト

モジュールのテストを行うために、if __name__ == "__main__":ブロックを使用して、モジュールが直接実行された場合にのみテストコードを実行することができます。

# mymodule.py

def greet(name):
return f"こんにちは、{name}さん!"

if __name__ == "__main__":
# テストコード
print(greet("テスト"))

独自モジュールを作成することで、コードの整理と再利用が容易になります。モジュールの作成方法を理解し、効果的に活用しましょう。